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x*刹那・F・セイエイ(CV:宮野真守) 【解説】 【属性】 【台詞】 【解説】 生年月日…西暦2291年4月7日、16歳 血液型…A型 身長…162cm 体重…49kg 趣味…肉体トレーニング 原作搭乗機…GN-001 ガンダムエクシア 通称…せっちゃん せっさん 俺がガンダムだ ガンダム馬鹿 備考…本名:ソラン・イブラヒム 【属性】 ガンダム、アンノウン、非正規軍機体、少年 【台詞】 選択時刹那・F・セイエイ、了解 戦闘画面時これよりミッションを遂行する エクシア、目標ポイントを確認。到着と同時に、武力介入を開始する エクシア、紛争地域を確認。武力介入に移行する。 ヴェーダからの指示だ。本作戦を敢行する エクシア、ミッションを遂行する 俺のコードネームは刹那・F・セイエイ。ソレスタルビーイングの、ガンダムマイスターだ(友軍時) エクシア、ミッションに参加する(友軍時) 馴れ合いはしない。ただ、ミッションを遂行するだけだ。(僚機時・2回目以降) 戦果は期待する、ミッションを遂行するための戦果だ(僚機時、二回目以降) 戦闘開始時この紛争を、武力を以って駆逐する ガンダムが……この戦場に立ち入る……! エクシア、介入行動を開始する この戦場は乱れている…… ガンダム同士で、紛争に立ち向かおう(僚機が属性「ガンダム」) ガンダムが共に行くと言うのなら……(僚機が属性「ガンダム」) あんなものが…俺のガンダムであるものか!(デビルガンダム戦) 攻撃邪魔だ 墜ちろ 当たれ 行け(射撃) 当たらなくとも牽制になればいい(射撃) ライフルモード!(射撃) エクシア!(射撃) へやっ!(サブ) でぇっ!(サブ) ふっ!(サブ) GNダガー!(特殊射撃) 敵の足を止める(特殊射撃) GNソード!(格闘) GNサーベル!(格闘) GNブレイド!(空格前派生) えぇぇやっ!(格闘) はぁぁっ!(格闘、サブ) デュナメス……ロックオンか!(アシスト) 援護を頼む!(アシスト) バックアップ!(アシスト) サーチ目標を捕捉 敵を捕捉……! 敵に捕捉された……!? 正面か! 敵機、右舷より来る 敵機、左舷より来る 後ろに回りこまれた……!? 捉えた 逃がさん! ガンダムを攻撃するのか!?(ν、F91、V2、ストライク、インパルス、ウイングゼロ、X、ターンエー等の「ガンダム」) ガンダムタイプ!?しかし旧式!(UC歴史上逆シャア以前の「ガンダム」) 被弾時ちっ! 直撃!? やってくれる……! ダメージが! 俺のエクシアに……! その行為は裏切りか(味方からの誤射) 俺に紛争を仕掛けるな(味方からの誤射) 被撃破時こ、ここまでか…… 神が見えない……! ガ、ガンダムが……! ガンダムなのに……! ッ!!マリナ……! 1機損失!?しかし!(僚機撃破時) 味方がやられた!?(僚機撃破時) 神にはなれなかった様だな……(僚機撃破時) ガンダムにはなれなかった様だな……(僚機撃破時) 回避時当たらん! その程度の攻撃…… ダメージ軽微……まだいける(シールド時) なかなか……(シールド時) 弾切れ時GN粒子のチャージが 撃ちすぎたか……! 敵機撃破時俺に触れるな 介入を継続する 武力介入を続行する 貴様の行い、ガンダムとは認めない……!(シャギア・東方不敗撃破時に確認) 復帰時この紛争に再介入する 今度こそガンダムに…… ソレスタル・ビーイングに、作戦の失敗は許されない エクシアの力はこんなものじゃ……! 通信共闘させてもらう。(よろしく) エクシアは、独自行動を取らせてもらう(よろしく) エクシア、被害なし(損傷なし) エクシア、損傷軽微。介入行動を続行する(損傷軽微) エクシア、損傷箇所多数!(損傷拡大) エクシア、被害甚大!ミッションの続行は困難!(もう持ちません) 同時攻撃を仕掛ける、行くぞ!(いくぞ) Gクロスオーバーこれがソレスタル・ビーイング……!これが、ガンダムマイスター……! この世界を歪ませているのがお前だというのなら……! ガンダムだ!……俺がガンダムだ!! 俺のガンダムが翻弄されている!?(敵GCO発動時) これが……世界の答えだと言うのか……!?(敵GCO発動時) 増援時この紛争を、武力をもって駆逐する(A-STAGE07「変わる世界」登場前) エクシア、刹那・F・セイエイ、出る(A-STAGE07「変わる世界」登場時) この世界に神はいない……!(A-STAGE09「セブンソード」) 戦況変化時友軍が到着したのか(味方乱入) 敵の増援か、介入する(敵乱入) Eセンサーに反応…アンノウンの機体…?新型!?(シャッフル乱入) こうしている間にも人が死ぬ……(開始30秒) GN粒子、出力良好(開始30秒) 武力介入を続行……(開始30秒) ミッションの80%をクリア(あと1機で勝利) くっ、このままでは任務が…(あと1機で敗北) ミッションタイムが迫っている(残り30秒) これがガンダムだ!(勝利) 俺の……!ガンダムが!(敗北) 勝利時こうするしかなかったと言いたくはないが…… これが……ソレスタル・ビーイング……! これが……ガンダムマイスターだ……! ガンダムマイスターは……任務に忠実でなければならない…… これが……ガンダムの背負いし罪か…… この世界に神はいない……! なぜ、この世界は歪んでいる……?神のせいか……?人のせいか……? ミッション終了。エクシア、帰還する 紛争への武力介入終了……エクシア、帰投する 戦力として機能しているようだな。感謝する 友軍機の援護に感謝する 全紛争地域、0.3%低下。 あんたを殺しても何も変わらない……世界も変わらない(僚機が1stシャア、ノリス、ガイア時確認) これで世界が変わるというのか……?(僚機時) これが、世界の変わる時、なのか……(僚機時) その罪を背負うのも……ガンダムマイスターだ(僚機時) その戦いぶり……本物のマイスターだな……(僚機時 機体がガンダム・ガンダムMk-Ⅱで確認。僚機が属性「ガンダム」時?) ガンダムが助けてくれた……(僚機時 試作2号機・ウィングゼロ・ニューガンダムで確認。僚機が属性「ガンダム」時?) 敗戦時俺は……ガンダムになれない……(自機撃破で敗北) この程度の実力で……ガンダムマイスターなどと……! 俺たちは……世界から締め出されたのか……! ソレスタル・ビーイングの…資格… オレは……ガンダムではなかったのか…… コンティニューもう一度…ガンダムになるチャンスを…
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GF13-009NF ガンダムローズ 特徴 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 28300 495 M 12890 130 25 25 26 6 B - A - B 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 シュバリエ・サーベル 4000 12 0 1~1 格闘 100 8 バルカン砲 1000 6 0 1~2 連射 105 25 ローゼス・ビット 3200 20 20 1~7 特殊射撃 90 5 水中x ローゼス・ハリケーン 6000 30 90 2~9 必殺技 90 5 水中x ローゼス・スクリーマー 150 50 0 MAP MAP 100 0 ENダメージ水中x アビリティ 名前 効果 備考 シールド防御可能 防御時ダメージ30%軽減 支援防御可能 支援防御可能 開発元 Lv EXP 機体 3 1000 ガンダムマックスター 3 1010 ドラゴンガンダム 3 1020 ボルトガンダム 3 1230 ガンダムシュピーゲル 設計元 設計不可 開発先 Lv EXP 機体 3 990 ドラゴンガンダム 3 990 ガンダムマックスター 3 990 ボルトガンダム 3 990 ガンダムシュピーゲル 備考 格闘と特殊射撃で一応1~7まで攻撃できる。 ただし、今回のローゼスビットはMP消費の特殊射撃なので、支援に使うと弱気になりやすい。 ENダメージのMAP兵器ローゼス・スクリーマーは投下型の十字範囲で射程も長く結構使いやすい。素の状態でも2発は撃てるのもあり、トリガー達成のために敵ユニットを残したい時などに地味に便利。
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ZガンダムZ GUNDAM 登場作品 機動戦士Zガンダム機動戦士ガンダムZZ 型式番号 MSZ-006 全高 19.85m 重量 28.7t 所属 エゥーゴ 武装 バルカン砲グレネード・ランチャービーム・ライフルビーム・サーベルハイパー・メガ・ランチャーシールド 搭乗者 カミーユ・ビダンジュドー・アーシタルー・ルカ 【設定】 アナハイム・エレクトロニクス社とエゥーゴの共同開発計画「Z計画」で開発された試作型可変モビルスーツ(TMS=TRANSFORMABLE MOBILE SUIT)。 当初は開発が難航していたもののティターンズからガンダムMk-IIを奪取したことによるムーバブル・フレーム技術の完成、導入とMk-II用SFSである「フライングアーマー」の運用結果の反映やカミーユ・ビダンのアイデアもあり、開発に成功した。 ウェイブ・ライダー(WR)形態への高速変形が可能で、高速での一撃離脱戦法を主眼としている。 ウェイブ・ライダーという名称は、大気圏突入時に発生する衝撃波が機体下面に集中し、さながら衝撃波に「波乗り」していることから名付けられた。 WR形態における最大の特徴はノンオプションによる大気圏再突入能力で、これによりZはエゥーゴの戦略的に重要な役目を担うことになる。 ウェイブライダーの飛行特性をSFSの方の「フライングアーマー」で取っていた為かSFS運用も可能でありキリマンジャロ基地攻略戦の際に百式を載せて再突入を行った他、第一次ネオ・ジオン抗争時にもキュベレイMk-IIを背に載せ大気圏に突入、無事に突破している。 ちなみにフライングアーマーモジュールは通常タイプの他に可変後退翼タイプの物があり、そちらは大気圏突入能力を持たない代わりに大気圏内での航続距離や空戦能力を向上させる他、MS形態ではウィングバインダーとして機能する。 便宜上こちらのフライングアーマーモジュールを用いての可変形態は「ウェイブシューター」と呼ばれており、Zプラスなどはこちらの装備が採用されている。 ただムーバブル・フレームを採用しているといえどもやはり可変機構と柔軟性、高機動に高出力のおかげで操縦性は結構悪いらしい。だがその推力はMS数機分もあり、WR形態でMSを乗せたまま大気圏に突入、突破、さらに空中戦をもこなすほど。 ジェネレーター及びメインスラスターの位置は標準的な胴体胸部からバックパックの部位ではなく、足のふくらはぎの部分にある。 これは可変機構により胴体に空きスペースが必要な為載せられなかったというのもあるが、WR形態で効率良く飛行できるようにするためでもある。 無論被弾率の高さが疑われるが片足だけでもWR形態では普通に飛び続けれる上、空中や宇宙ではなんとか戦闘を続けれる。 またバックパック式メインスラスターを備えていない代わりに背部中央にはAMBAC肢兼可動スラスターモジュールである「ロングテール・バーニアスタビライザー」を備えておりWR形態時やMS形態時はここを開いて集合されたスラスターを吹かして加速する。 グリプス戦役後に主流となったハイパワー ハイスピードの恐竜的進化世代のMS達には苦戦を強いられている。 そのため後発のZZガンダムはその時代にあった設計思想となっている。 バイオ・センサーによりニュータイプと反応を起こせば一時的に性能が飛躍的に上がるという現象が見られる。 ただパイロットがオールドタイプの場合はバイオ・センサーはそれを感知し機能を停止させる機能がある。 その高い性能から、いくつか量産案や派生が考案されている。 機能を絞った量産型であるZプラス(ゼータプラス)をはじめ、変形機構を簡略化し量産を狙ったZII(ゼッツー)、リ・ガズィ、リゼル、ネモヘッドにして変形機能の完全廃止他多数の武装をオミットした量産型Zガンダム、他にもZZガンダム、デルタプラス(デルタガンダム)を含む様々な派生機体を生み出しており、本機の完成度の高さがうかがえる。 また、後にロンド・ベル隊に配属されたアムロ・レイが乗機に希望した機体でもある。 【武装】 バルカン砲 頭部に2門装備された60mm口径のバルカン砲。 グレネード・ランチャー 片腕に4発づつ装填されている2連装式のグレネード。 オプションの追加弾装で装弾数を増やせるが、パージするまで変形できなくなる。 ワイヤー射出装置に換装することもでき、キュベレイ戦で用いられた。 ビーム・ライフル 型式番号「XBR-M87-A2」 Eパック方式(Eパック自体はガンダムMk-IIと同じ)の長銃身ビーム・ライフル。 バレルの伸縮機構を持つ他、銃口からビーム刃を形成してロング・ビーム・サーベルとしても使用できる。 使用しない時は右腕側のマウントラッチに装着出来、WR形態では背部機体中心軸線上に設置されメイン射撃武装となる。 ビーム・サーベル 近接戦闘用のビーム兵器。 両サイドスカートにマウントされており、WR形態時にはビーム・ガンとしても機能する。 ハイパー・メガ・ランチャー メガ・バズーカ・ランチャーなどの運用データを基に開発された大型メガ粒子砲。 ジェネレーターが内蔵されており機体のエネルギーと併せて使用することで連射間隔を縮められる。 スラスターも内蔵しており移動時の負荷が低い等、取り回しの良い兵装。 こちらもビーム・ライフルと同様に砲口からロング・ビーム・サーベルを発振できるが流石にランチャーが大き過ぎるので近接戦闘には適さない。 シールド ガンダリウムγ製の実体盾。 左腕部に装着されるが、ウェイブ・ライダー形態時には機首となり、大気圏突入時に大気に乗る為に必要なパーツとなる。 【特殊攻撃】 ビーム・コンフューズ ビーム・サーベルを回転させるように投擲して投げ捨てたビーム刃にビーム・ライフルのビームを当てて乱反射拡散させる技法。 キュベレイのファンネルを迎撃する為に使用した。 巨大ビーム・サーベル カミーユの増大したニュータイプ能力にバイオ・センサーが反応して、巨大化したビーム・サーベル。 ウェイブ・ライダー突撃 死者の思念を取り込んで、ウェイブ・ライダー形態で体当たりする。 【原作の活躍】 新型機ガブスレイとの戦闘で危機に陥ったカミーユのガンダムMk-IIに加勢する形でアポリーが搭乗して駆け付ける。 それ以降はカミーユがメインパイロットを務め、エゥーゴの主戦力としてグリプス戦役を戦った。 戦争終盤、ニュータイプ能力を最大限に開花させるにしたがってZガンダムのバイオ・センサーが共鳴しはじめ、ビーム・サーベルを巨大化させたりビーム兵器を弾くオーラを出現させたり、敵の操縦系を奪うなど機体のスペック上ではありえない能力を発揮した。 最終決戦では、パプテマス・シロッコの駆るジ・Oをオーラの力で行動不能にしてウェイブ・ライダー形態で死者の思念とともに突撃するという壮絶な攻撃でシロッコを仕留めるも、シロッコの発した強力な怨念の波動を受信したことによってカミーユは精神崩壊を起こしてしまった(*1)。 グリプス戦役で大きく戦力を消耗したアーガマには乗りこなせるパイロットがいなかったが、シャングリラに寄港した時にジュドーが成り行きで搭乗、そのセンスを買われてメインパイロットとなった(*2)。 ハンマ・ハンマとの戦闘で頭部を破壊された際には緊急処置として一年戦争時のMS-06F ザクIIの頭部を取り付けて出撃した。 ラビアンローズと合流した際に頭部を修復してからはルー・ルカが主に搭乗した。 ルーは強力なニュータイプではなかったので、カミーユのような鬼神のような戦い方こそなかったが、ガンダム・チームの中核戦力としてエゥーゴ(アーガマ)を支え続けた。 また、機動性や大気圏内での運動性などのスピード関連や汎用性はZZを上回っているため、大気圏突入時の戦闘やスピード重視の作戦ではZZ入手後もジュドーが乗っていたこともある。 最終的には第一次ネオ・ジオン抗争終盤に、クィン・マンサのオールレンジ攻撃の前に大破したがかろうじて動いた右腕でグレミーを撃った。 その後ルーは駆けつけたフルアーマーZZに乗り込み、脱出した。 【搭乗者】 カミーユ・ビダン CV:飛田 展男 スペースコロニーサイド7の1番地コロニー「グリーンノア1」に住んでいた少年。 趣味・特技は空手、プチモビルスーツの操縦など。 「カミーユ」という女性的な名前にコンプレックスを持っており、名前をバカにされた事がきっかけでエゥーゴに参加することになった。 家族仲は壊滅的で両親が仕事の虫というだけでなく、父フランクリンの浮気が原因で家の中では喧嘩が絶えなかった。 エマ・シーンがエゥーゴに投降した際にガンダムMk-IIと共にフランクリンも手土産として救出して来るも、そのフランクリンは今度はクワトロ・バジーナのリック・ディアスを持ってティターンズに戻ろうとし、カミーユが制止をかけると「お前は親に銃を向けるのか!?」としながら息子に銃を向けるという卑劣極まりない男であった。 結果としてクワトロに殺される事になるが彼が死の間際に思い浮かべたのは家族ではなく愛人であった。それでもカミーユは彼の死に涙を流している。そういった過程もありカミーユにとってクワトロは(多少優柔不断ではあるが)厳しさと強さと優しさを持つ上司であり、師匠であり、父であり、兄であるような人で最後まで強い信頼を寄せていた。 ちなみにエゥーゴ参加前に会ったブライト・ノアにサインをもらっていたりする。 凶暴な面が強く印象に残るが、その内面は非常に繊細で感受性が強い。 ガンダムMk-II強奪に関与したことがきっかけで両親を目の前で失ったため、エゥーゴに正式に参加。 次第にクワトロの右腕的な存在になる。 地球でフォウ・ムラサメと出会い、嫌っていた自身の名を「優しい名前だね」と評されたことで自信を取り戻し、まだ逢って間もないにも拘らず彼女との愛を深めていく。 彼女との出会いと別れはカミーユを大きく成長させたがその心に深い傷を負わせている。 また、この頃から急速に物分りがよくなって行く。 その後は自身を兄と慕うロザミア・バダムと出会う。 強化人間だと分かるとフォウと同じ轍を踏みはすまいと決意し、サイコガンダムMk-IIから救出しようとするが、度重なる強化や記憶操作を受けて既に心身ともに壊れていた彼女がもはや救出不能だと分かると、断腸の思いで彼女の機体を破壊した。 終盤ではラーディッシュ撃墜を始め、多くの仲間の死を感じて、精神的にかなり追い詰められていった様子。 同時に、その死の根源であるヤザン・ゲーブルの様な「戦争を楽しむ」者に強い怒りを覚えていく。 最終的にはパプテマス・シロッコを倒す事に成功したが、その強すぎるNT特性が故に、死の寸前のシロッコの思念を吸収してしまい、精神崩壊を起こしてしまう(*3)。 第一次ネオ・ジオン抗争時は車椅子とベッドの闘病生活を送っていたが、最高のニュータイプと評される力は生きており、その思念はジュドー・アーシタやエルピー・プルを助け、コロニー落としやプルの死を阻止できなかったためにひどく悲しんでいるジュドーを立ち直らせたりと後進のニュータイプ達を導いた。 抗争が終結した頃には無事に快復してファと共に暮らしている。 【原作名台詞】 「カミーユが男の名前で何で悪いんだ!」作中で多用される、カミーユのコンプレックスを強調する台詞。 「頭だけで考えてたって体が動くもんか!」漫画版劇場Zガンダム(田巻久雄)での台詞。映画俳優であるブルース・リーの「考えるな、感じろ」に近い 「暴力は、いけない…!」「素直にごめんなさいと言えんのか!」と怒るウォン・リーに殴られた際に彼に対する台詞。月面で拾ったハロを修理してるせいでミーティングに遅刻してしまい、ウォンに殴られ、その際にも言い訳ばかりした為に叱責だけでなくきつい修正を受けることになった。しかし一方的に殴られたならまだしもカミーユ自身もウォンに殴り掛かっており、半ば返り討ちにあった直後にこの台詞を吐いた為、どの口が言うかという発言である…。結局、この台詞はウォンの更なる怒りを買い彼に昏倒させられるまで殴られる羽目に。 「口先だけで本当は戦争が好きな人なんじゃないのか?」シャアに対する印象。凶暴だが、人殺しを最後まで許容できずに悩むカミーユに対し、わきまえてはいるが、逆襲のシャアなどでも戦いを楽しむ描写が多分にあるシャアとの対比は、冨野監督も意識したと発言している。 「歯ァ食いしばれ!そんな大人、修正してやる!!」能力を持ちながら、それを行使せずに端役に甘んじているシャアにぶちギレて殴る。あらゆるガンダム関連作品における『修正』の語源である。 「好きさ!自分の名前だもの!」"シンデレラ・フォウ"にて。カミーユのコンプレックスが瓦解する瞬間。 「あるわけないだろ! クワトロ大尉の言うことの方が、よっぽど理想論だ。俺はフォウを守る!」"永遠のフォウ"にて。シャアの「戦いの中で人を救う方法もあるはずだ!それを探せ」という言葉に対して。ちなみにこれ以前にシャアは危険な強化人間フォウを殺そうとし、カミーユは涙ながらにそれを止める。 「こんな死に方、嬉しいのかよ?満足なのかよ?誰が、誰が喜ぶんだよー!!うわぁー!!」「貴様は俺の…」と言い散ったジェリドに対する台詞。 「戦場ではしゃぐから、はしゃいじゃうから、そういう風に、なっちゃうんでしょ!?お調子、者が…」↑の劇場版。尚ジェリドのセリフは「貴様は俺の…」ではなく、ただの断末魔。 「貴様!人が死んだんだぞ!いっぱい人が死んだんだぞ!」「出てこなければ、やられなかったのに!」「抵抗すると無駄死にするだけだって何でわからないんだ!」「人を殺す」という行為に最後まで葛藤を続けている描写。 「何でそうも簡単に人を殺すんだよ!?死んでしまえ!」単に聞くと物凄い矛盾した発言であり、各所で散々ネタにされている。しかし彼の名誉の為に注釈を付けておくと、「何でそうも簡単に(無抵抗の一般市民の)人を殺すんだよ!?(同じMSに乗っている俺と戦って)死んでしまえ!」という意味での発言となり、どちらかというと「富野節」の被害者的なところがある。 「貴様、貴様…!貴様ー!!」仲間のアポリー中尉を撃破したジェリドを撃退する時の台詞。カミーユ達に仲間が死ぬショックを与えた。 「ハマーン・カーン!!お前は戦いの意思を生む源だ!生かしてはおけない!」「暗黒の世界に戻れ!ハマーン・カーン!」ララァとアムロとは違い、カミーユとハマーンは分かり合う一歩前で決裂する。 「ニュータイプにできることと言ったら、人殺しだけみたいだな。」前作(とシャア、アムロらの理想論)を全否定する発言。もっとも、フォウに続いてロザミアも救えなかった後なので自棄になっているともいえる。カミーユの精神も限界が近づいていた。 「この戦いで死んだ人は、それで世界が救われると思ったから死んでいったんです!僕もあなたを信じますから」最終決戦でシャアに対して。殴るレベルで情けない一面を指摘したりもしたが、なんやかんや指導者としては期待していた様子。 しかし皮肉にもシャアは後に…。ちなみに、『カミーユが精神崩壊してなお変わらない世界に絶望したから、シャアは反乱を決意したのではないか?』とする考察も多い。 「人の心を大事にしない世界をつくって、一体なんになるんだ!」劇場でのシロッコ、ハマーンとの舌戦において。 「生命は……生命は力なんだ!生命は、この宇宙を支えている大切な物なんだ!それを、それをこうも簡単に失っていくというのは、それは……それは、とても悲しいことなんだよ!」「何が楽しくて、戦いをやるんだよ!?貴様のような奴はクズだ!生きていちゃいけない奴なんだ!!」「貴様の様なのがいるから、戦いは終わらないんだ!消えろ!」終盤のカミーユにはこういった「消えろ!」発言が非常に多い。キレる17歳……か。 「本当に排除しなければならないのは、地球の重さと大きさを想像できないあなたたちです!」劇場版。カミーユの考え方の違いが顕著な部分。CCAのシャアに対してもぶつけることが出来る台詞であろう。 「分かるまい!戦争を遊びにしているシロッコには、この俺の、体を通して出る力が!」「俺の身体をみんなに貸すぞ!」ニュータイプの力を発現させて。非科学的な事を信じないシロッコは「Zに何か隠された武装があるのか!?」と返した。 「ここからいなくなれ!!」最後の力を振り絞ってシロッコにトドメを刺す。しかし… 「おーい、出して下さいよ!ねぇ!」シロッコの最期の抵抗で遂にカミーユの精神は崩壊。言動も幼児退行してしまう。救助に現れたファもショックのあまり呆然とするしかなかった… 「女たちの所へ戻るんだ!」劇場版でシロッコに対して。上記『ここからいなくなれ!』の代わりに挿入された。それに対しシロッコは「女だと……?」と反応しており、カミーユの精神を道連れにしなかった。どうもここのセリフがキーポイントだったらしい。 「もし、戦うのに理由がいるなら、その君の怒りこそ理由だ」(ΖΖ 第36話)「その君の勘から発した、君の怒りといらだちは、理由になる」(ΖΖ 第46話)『機動戦士ガンダムZZ』における台詞で、上は第36話から、下は第46話から。二つとも精神崩壊した人が言えることとは思えないほど立派なセリフである。しかもテレパシーで伝えており、これは最高のニュータイプだからこその偉業であろう。 【その他名台詞】 「みんな死んだんだ。エマさんも、アポリー中尉も、ヘンケン艦長も。あの戦争で死んでいった人たちは、それで世界を変えられると思ったから、死んでいったんです。みんな、あなたを信じたんだ。なのにあなたは僕らの前から消えて、ネオ・ジオンの総帥になって戻ってきた。それでやることが、地球つぶしだっていうんですか!?そんなバカな話はない!あれはいったい何のための戦いだったんです!?シャア・アズナブル!」ゲーム『スーパーロボット大戦D』から。アクシズ落としをしようとしたら地球が消滅するという異常事態になり、シャアから協力を求められた際に。 「頭の上で何かを割るコツだったら、シンかキラさんに聞くといいよ」ゲーム『第3次スーパーロボット大戦Z』の中断メッセージ。バナージから「ユニコーンの角を割るにはどうすればいいか」と聞かれて。あの種はイメージ映像で見えるものではないはずだが…『スーパーロボット大戦V』でも採用されているが、『V』では宇宙世紀勢とSEED勢は違う世界の住人で、絡みもZシリーズに比べると少ないので違和感を覚えるかもしれない。 「似合ってませんよ、そのオールバック」ゲーム『スーパーロボット大戦X』より、仲間になったシャアに対して。髪型を酷評している字面のせいでネタにされやすいが、ここでいうオールバックとはネオ・ジオン総帥としての立場の事を指す。要は「無理をしないでほしい」という労いの言葉。クワトロとしてのシャアを信じ、共に戦ってきたカミーユだからこそ言える名言。 ルー・ルカ CV:松井 菜桜子 エゥーゴの志願兵で少尉。 気が強く、立場や年の差もあり最初はジュドー達とは衝突するも、明るい性格のおかげで打ち解けるようになった。 その気の強さが不幸を呼び、暗礁宙域で迷子になった時グレミー・トトに捕まった際に女の武器(嘘泣き)を使いなんとか脱出するもこの一件のおかげでグレミーに惚れられ、しつこく追われる羽目になる。 コア・ファイターに乗ってシャングリラに来た時はメット無しのノーマルスーツ姿でジャンク屋のゲモンを鉄棒でぶっ叩き、ジュドーのピンチを救っている。 ΖΖガンダム配備後はΖガンダムに搭乗、MS操縦技術はかなりのものでガザD3機とガルスJの波状攻撃を見事かわし、見事返り討ちにするほど。 ビーチャ・オーレグとモンド・アカゲのおかげで地球で一度アーガマを脱走している。 クィン・マンサとの最終戦において涙ながらにグレミーを撃ち戦いに決着を付け、終戦後はジュドーと共に木星へ旅立った(*4)。 【原作名台詞】 「やれた。すっごぉい!こんな私を愛しちゃう!!」第19話より。Ζガンダムで一対多数の場面を切り抜けたときに。なんとも『ΖΖ』らしい台詞であり、自信家のルーを象徴する台詞でもある。EXVSでは決着時の台詞に採用された。 「私のこと好きだっていうの、忘れないよ…!」「ごめん…!」第46話より。グレミーをビーム・ライフルで狙撃する瞬間。ジュドーに説得されたプルツーがクィン・マンサのコクピットから飛び出したその時、好機を逃すまいと冷徹に銃口を引く。さんざん言い寄られては邪険に扱ってきた敵ではあったものの、好意を持ってくれたこと自体は嬉しかったことがうかがえる。多少の情感はあったようで、命中の直前に「ごめん…」と呟き、涙が頬を伝うのであった。 【VS.シリーズの活躍】 エゥーゴVSティターンズでは高コスト前衛機、オールスターシリーズでは中コスト援護機と大きく性格が異なる。 シリーズ間の浮き沈みが小さく、大体どのシリーズでもそこそこ強めのラインを維持しているのが特徴。 エゥーゴVSティターンズシリーズ 最高コストの375で参戦した可変機。 全ての性能が最高峰で、システムにもマッチする可変機でもあり、弱点も一切無いという機体で、万能機ならぬ「全能機」と呼ぶべき存在。単機では間違い無く最強の機体である。 但し310(シャア専用ゲルググorガブスレイ)+275(ギャプランorアッシマー)の存在により、DXの2on2においてはこの性能をもってしても最強を名乗れた訳では無かった(つまり1on1や無印(ハイメガ選択)では最強)。 メインはBR(サブはバルカン)とハイパー・メガ・ランチャー(サブはグレネード)の2つから選択。 無印では盾の耐久が無限であり、どんな攻撃を何回防ごうと破壊される事は無い。 DXでは盾の耐久が有限になり、破壊されると変形出来なくなる。但し耐久はかなり高い。 ただ無印・DX共に盾の範囲がやたらと狭く、防げたらラッキー中のラッキーと言う様な状態であった。 ちなみに無印のハイメガは強銃口補正・強誘導・大威力・高速リロード・確定ダウンという鬼畜仕様。 遠距離から雑に撃つだけでバナナのような弧を描き命中、本作には空中ステップが無いので地上ステップで誘導を切るか建物の影に隠れないと簡単に被弾する、飛ぶこと自体が危険。 また近距離から撃てば確実に命中するので、ダウンを奪ったら起き上がり無敵が無くなるまで頭上で旋回して撃つというハメが可能。 撃つと反動があるものの空中から撃つとフワステのような軌道を描くため射撃後の隙を撃ち抜く事も困難。 反則じみた、では無く冗談抜きで「反則」と言われており、多くの店舗内大会ではハイメガ禁止というルールが課せられていた。 DXでは当然ながら全ての要素が大幅に弱体化、BRの方が総合的に強くなってしまった為、DXではBR選択率がほぼ100%になってしまった。 ガンダムVS.ガンダム ハイパー・メガ・ランチャーによるヒット アウェイと、僚機撃破後に発動する力状態がウリの2000機体。 変形速度は変形可能機体の中でも最速で、しかも着地の隙を特殊格闘の急速変形でキャンセルできるので、逃げ性能はかなり高い。 また高威力、高誘導、強制ダウン、良銃口補正の4拍子そろった、ハイパー・メガ・ランチャーや、コスト1000なら一撃で撃破できる、高威力の力発動中の格闘、3連射可能で当てやすいBR、発生の早いステップ格闘など、相手にしては厄介な武装が多い。 おまけに身体を通して出る力が発動する力の発動中は、スーパーアーマー(EXVSシリーズと違い常時)かつ強力な二段格闘とスイカバーが出来るようになる。 格闘の方は300オーバーというトンでも火力で、一段目の横なぎが広い範囲を持つので巻き込みやすい。スイカバーの方は自らの耐久を減らしその分のダメージを与える技で、やや博打技だが、凄まじい誘導と速度を有する。 結果、7強という名称で呼ばれるに至っている。使用する際には、一応ご注意を。 ガンダムVS.ガンダムNEXT ホバー移動の地上BDが削除され、常時空中BDが可能になった。着地硬直の仕様変更により、無印で猛威を振るった着地した瞬間の特殊格闘での逃げが使用不可に。 BR・ハイメガの換装が削除されBR主体の機体になり格闘の弱体化、無印で高火力を誇ったBRモード時の空中N格闘一段止めループも削除された。前作ハイメガ、BRのチャージショットのハイメガ、サーベル投げは格闘の派生になり変形時の移動速度も落ちている。(そもそもシステム上すべての可変機の変形移動は使う必要性がゼロといえる。)ハイメガは特殊射撃になった。 代わりに、劇場版で使われた「ビーム・コンフューズ」がチャージショットに追加された。扱いが難しい技だが、これで決めるとカッコイイ。 全体的に火力面、逃げ性能に関して下方修正が加えられ、支援機としてのキャラが強くなった。 稼働後期には射撃の特性上ウイングガンダムゼロのロリやガンダムのDQN砲を牽制でき、地走機体のズサキャンや∀ガンダムのステサブを食えるという面で評価を上げた。 身体を通して出る力は前作と違い時間経過のみで解除されるようになったので、格闘やスイカバーを狙いやすくなった。 そのためかCPU戦などで高耐久のZと超低体力の低コストが現れるステージがあり、常時真っ赤なZを見ることができる。 ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS ついにジ・Oが参戦したので、スイカバーによる原作再現が出来るようになった。 EXVS. コストが無印、NEXTから引き上げられ2500コストで参戦。 システムの変更により、変形移動が逃げ、追い込みの手段として実用的な選択肢になった。武装はNEXTとほぼ同一で3連射可能なBR、誘導と与ダウン力に優れるサブ射撃のグレネード、そして高誘導高火力で当てやすい特殊射撃のハイパーメガランチャーと一通りのものがそろっている。ビーム・コンフューズは特殊格闘になった代わりに、CSにダミーバルーンが追加された。 ただ2011年5月のアップデートにより、機動力や射撃全般が大幅に弱体化された。 修正後のΖのメインは一発あたりの性能では発生・誘導・銃口補正の三点で他BRに劣る。 格闘も一通り必要なものもあるが、振り向き撃ちが弱くメインからのキャンセルルートのないΖは近距離戦があまり得意ではない。この機体は後衛での強力な援護力が光る。 覚醒は最終決戦でシロッコのジ・Oと対決した時にみせた「身体を通して出る力」である。 ゲージが満タンのときに発動するとカットインにカミーユと共にエマ、フォウ、サラの三人の姿も確認できる。 覚醒技はハイパー・ビーム・サーベルによる斬撃。巨大なサーベルで敵を一刀両断する。高ダメージ、すぐ終わる、コンボに入れやすいと最高クラスの評価を得ている。スイカバーは覚醒中の変形特格になった。 残念ながら、ジ・Oはメッサーラに変わる形でいなくなったが、家庭版のDLCで復活。これでまたスイカバーが出来るように。 EXVS.FB カミーユ搭乗の通常のΖの他に、イーノ搭乗のΖザクが強化型ΖΖガンダムのアシストとして登場する。 カミーユ機のΖは赤ロックが若干長くなり、アシスト(格CS)に味方の弾数を回復するメタス、格闘にダメージ効率の良い特射派生のハイメガ斬りを得た。他にもBD格が強化されたり、横格から覚醒技が繋がるようになったりと既存の武装もいくつか強化されている。 これに加えて、アップデートによりハイメガのリロード速度などが上方修正された。 後格からのサブへのキャンセルルートも追加され、動作は遅いが自由落下に移ることが可能に(空打ちでは不可)。また、BD速度も強化された。 しかし前作の強みの一つであった旋回性能が劣化し、Ζの泣き所であるメインの射角の狭さが目立つように。 振り向き撃ちを誘発しやすくなり、また振り向かずに3連射できる機会が減ったことは、後衛機に求められる自衛力や援護力に大きく響いている。 システム面でも逆風に晒されている。 今作では射撃全般(特にBR系)が弱体化されているが、Ζも例外ではない。Ζのメインは元々一発当たりの性能は他BRより低かったのだが、今作で更に弾速・誘導・銃口補正が弱くなった結果、(同じく弱体化した他のBR系と比べても)非常に当てにくくなってしまった。 また覚醒ゲージの備蓄量低下により、3000と組んだ時は一落ち後の全覚すら保証されなくなり、覚醒のスーパーアーマーが活かしにくくなった。基本的に3000の後ろで援護するのが仕事のΖにとって、これは大きな痛手。 総合すると、数々の強化点以上に弱体化点が大きく、今作では割と厳しい性能。直接は関係ないがΖ計画の名残である後輩の強化もΖの立場を揺るがしている…。エゥティタ以降シリーズを通じて「強い」と言われ続けたΖにしては珍しい。 今回はジ・Oが最初からいるので、アーケード版で初めてスイカバーによる原作再現が出来るように。 PS3版のDLCにて、ルーが搭乗したバージョンが追加。コストは2000。 大きな変更点は、覚醒のスーパーアーマーとメタスがなくなり、覚醒技が「ごめん…!」に変更されたくらい。 後方にフワッと浮いてからケルディムのような高弾速のビームを放つ技。ビーム自体は高性能だが、フワッと浮く動作のせいでタイミングが計りにくく、残念な扱いを受けている。 そして、何故かスイカバーが出来る。原作を考えるとおかしいが、優秀な武装なのでありがたく使わせてもらおう。 EXVS.MB 待望のメイン→サブキャン追加に加え、メインの銃口補生と補正率が強化された。 これにより射撃戦能力はもちろん、近接での迎撃力も目に見えて上がっている。 特格は急速変形となり、旧特格のビームコンフューズは下特射に移動。 ようやく元祖可変機としてのメンツを保った…と思いきや任意変形と違い動作が鈍いため使い勝手が悪く、急速(笑)変形と言われることも。 とはいえメインからキャンセルできる利点もあり、封印安定というわけでもない。 ビームコンフューズはBDCでサーベルが消えなくなり、自衛の択として普通に使える性能になった。 これらの強化の反面、格闘関連にいくつか弱体化を受けており、ワンチャンスで覚醒コンを入れたいΖにとっては少々痛い。より射撃寄り万能機としての体裁が濃くなったともいえる。 といっても、なんだかんだでΖの本分は後方からの援護。メイン・サブの強化点の方が大きく響いており、前作で危うかった準高コスト援護機としての立場は完全に取り戻している。 また、ガンダムvs.モバイルのエクストラ機体としてルー搭乗バージョンが解禁。 FB同様カミーユ機準拠に武装がリファインされており、メインサブや急速変形などもしっかり実装されている。 大きな特徴としメイン→特格に物凄い慣性が乗るようになっており、非常に機敏な動きで一撃離脱や強襲が可能である。 燃費も抜群に良く、覚醒やドライブを重ねなくともステージの端から端まで高速で移動できるほどである。 実はこれはロケテ時にカミーユ機で行えた仕様であり、流石にまずいと考えた開発が実装しなかったものと思われるが まさか前作コンパチ機体に搭載されるものとは誰も思わなかったであろう。 カミーユ機の完全下位互換と思われていたルー機だったので、ルー機のみの特権か!?…と、このように仕様と思われたが、実際はバグであったことが発覚。 このため9月25日のアップデートの際に修正されることになった。 EXVS.FORCE 本作ではFBをベースに覚醒の消滅、射撃、格闘CSの消滅、急速変形の消滅、変形サブのビームガンのコマンドの消滅とZガンダム終了後のエゥーゴ並みに多くのものを失った。 他の機体はメインのリロード高速化、耐久値一定以下でかつての覚醒時の明鏡止水やトランザムの発動など何かしらの補填がされているのだが本機にはそれがない。本作で一番不遇な機体といえばこいつであろう。 変形突撃が残っているため命中後ビーム・ガン派生はできるのだが、単独武装ではない派生限定技なのにFBのなごりで弾数が残っている。 さらにハイメガ発射と格闘のハイメガ切り上げのコマンドが違うためシリーズ経験者は戸惑う仕様になっているなどここまで残念なZはシリーズで現れることはないだろう。たぶん。 FORCEモードでは手動リロードなので弾数無限のメインがあるのでそこそこ使える。しかし白黒Mk-2の方が有用なのでやっぱり悲しい。 Zが何をした… ガンガン無印、EXVS、EXVS2と大暴れしただけなのに血も涙もない運営だ。 EXVS.MBON 下格がサーベル投擲から切り抜けになり、代わりにサブのグレネードが移動撃ち出来るようになり、振り向き撃ちメインからの落下が出来るようになった。 特格もドダイに乗って切り抜けかドダイ発射で援護してくれる百式になり、メタスもレバーなしで自分に補給してくれるようにもなった。 覚醒時にはハイメガが二発になるなど前作から大幅にパワーアップを果たした。 しかし覚醒技のダメージは減少。 GVS. コスト500(EXVSシリーズにおける3000相当)の最高コスト機体として登場。 通常時のメガランチャーの弾数が2発に増加(覚醒中は3発)し、射撃CSがダミーバルーンからビームコンフューズに変更。 また、アシストがストライカーに統合されたため、特殊格闘が急速変形に。 メイン射撃は威力・誘導がアップしたが、その代償として3連射が不可能になってしまった。 更に覚醒中のスーパーアーマーも削除され、強引な押し付け能力が薄くなってしまってる。 パイロットの乗せ換えでルーにも出来るが、乗せ換えシステムの都合上、覚醒技や技の仕様はカミーユと同一となっている。 EXVS.2 本作ではGVSの仕様とこれまでの仕様が融合した形となり、MBONとはまるで別機体になった。 まず覚醒のスーパーアーマーが消滅し、BDを除く通常格闘はGVSのものに。GVSで消えていたメイン連射は残っている。 アシストもメタスとMk-2になっており、メタスはビームガン連射になっている。 アップデートにて各種性能の強化、とくに変形を解除してグレネードを撃つ変形サブに誘導切りが追加。 結果EXVS以降のZの強い部分を集めたZとして高い評価を受けている。 回避性能が高すぎてリロード面など下方されたがそれでも十分猛威を振るった。 さらに百式のアシスト版では、突撃orビームコンヒューズで援護してくれるのだが、突撃が今作のハイメガ突きからの打ち上げる三段格闘で、不具合のような攻撃範囲、誘導、ダメージをしており、百式自体は弱体化された点が多いのにこれのみで「歴代最強の百式」と言われるほどの性能をしている。初期にいたっては初段を盾したとしても3段目まで出し切るため拘束時間が長く、その間に後ろから攻撃を当てれば盾が解除され残りの攻撃が当たるという理不尽さもあった。 EXVS.2 XB 【カミーユ機】 前作での下方を引き継いだ上で更に弱体化。 赤ロ短縮(とはいえ平均クラス)、耐久据え置き、アシストの魔窟没収に加えてメタス弱体化…とかなりのお仕置きを受けた。 幸いコンセプトである機動力や誘導切り付きのキャンセルルート、十分強い格闘など根幹を支える部分は現役なので、頭を使って工夫して動かせば決して弱い機体ではない。 【ルー機】 2022年12月の全国大会終了とともにエクストラ機として復活。 ルナマリア搭乗インパルスなどのように大きくリニューアルされている。 変形がオミットされ、インフィニットジャスティス(アスラン版)のように特格でのみ変形してロックしている相手に向かって突撃する。内部的には変形扱いのようでBDキャンセル不可。 他にもメインが2連射、CSでハイメガ、特射のFAZZアシストはアメキャン可能で覚醒中はハイパーメガカノンを撃つ。 下格はNEXT以来のワイヤーとなっている。性能はアンカー系武装。 総じて前衛寄りで闇討ちが得意だが弾幕も張れる機体といった感じ。 OB ハイメガが常時2発の撃ちきりリロードに、メインからハイメガへのキャンセルがなくなった代わりにメインサブ特射特格から特射派生で急速変形を獲得。 下格にプレッシャーを獲得し、そこからの格闘派生でスイカバーが出来るように。 とはいえサーベル投げを失ったことで姿勢制御テクを失い、周囲のインフレにより火力も回避テクも見劣りする点も目立つ。 ルー機の方はメインが3連射の弾数6になったが、サブとアシストの回転率が低下した。 勝利・敗北ポーズ(ガンVSガン、NEXT) 勝利ポーズ 劇場版のラストのような感じでガッツポーズ。(アーマーや背中のウイングが外れる。) 敗北ポーズ 武器を落として膝から崩れ落ちるような形になる。 勝利・敗北ポーズ(EXVS以降) 勝利ポーズ 通常時 ハイメガを構えて仁王立ち。 カメラが頭の位置までズームをかけてくるので迫力満点。 FB通常時 プラモMGのパッケージ絵と同じ様にBRを構える。ハイメガもトドメに使うと見れる 覚醒時 ピンク色のオーラを纏い、腕を大きく広げている。 俺の身体をみんなに貸すぞ! 敗北ポーズ ウェイブライダーに変形し飛び去る。恐らく撤退だろう。 稀に勝者側のモニターから見える事があり、一定距離を飛ぶと消滅する。 勝利・敗北ポーズ(ルー搭乗) 勝利ポーズ 通常時 カミーユ機と同じライフル構え。 XB以降覚醒時 カメラに向かって飛んできて変形解除。 敗北ポーズ 同上。 XB以降 左腕と左足を失い尻餅。原作のクィン・マンサ戦の再現。 【その他の活躍】 ガンダム新体験 -0087- グリーンダイバーズ GUMDAM EVOLVE 白と紫で塗装されたZガンダム3号機「ホワイト・ゼータ」が登場している。 さらに古谷徹氏が演じるカラバのパイロット(『EVOLVE』ではコードネーム「ホワイト・ユニコーン」)が搭乗しているので、明言はされていないが「彼」が本当に搭乗していた可能性がある。 また、僚機として装備違いの「レッド・ゼータ(操縦システムが宇宙世紀版モビルトレースシステム)」と「グレイ・ゼータ(重武装型で名前に反してカラーリングは黄色だが、これは全身に対ビームコーティングを施している為)」が登場する。 ガンダムビルドファイターズ 第21話のアイラ・ユルキアイネンの回想で登場。ウェイブライダー形態でムラサメと競う様に飛行していた。 ガンダムビルドファイターズ炎 主人公コウエン・ユウセイの初期使用ガンプラとして本機をベースとした「Zガンダム炎」およびその発展型の「ハイパーΖガンダム炎」が登場。 大きな特徴としてガンダムアストレイレッドフレーム(レッドドラゴン)のカレトヴルッフを改造した「カレトヴルッフ炎」を装備している。 小説内でのホビージャパン誌の編集者も語っている通り、過去の付録が(新規パーツが追加されているとはいえ)復刻されるのは異例であった。 ガンダムビルドファイターズトライ 最終回において、コウサカ・ユウマがZガンダムを基にしたガンプラ「ライトニングZガンダム」を制作。 Zガンダムの最大の特徴である「ウェイブライダー」を廃するという大胆な仕様とし、その代わりにトライバーニングの必殺技を再現できる「フェニックスバースト」発射形態を持たせている。 スーパーロボット大戦 初期のシリーズでは序盤から中盤に加入する強力なユニットだが終盤では息切れしてしまい、カミーユは別の機体に乗っているという事が多かった。 後の作品では、ウェイブ・ライダー突撃の追加やバイオ・センサーの特殊能力化などのバランス調整が行われており最後まで一線級の機体として使っていけるようになっている。 なお、ルーがZに乗っている時もあるが、カミーユと合流した時に機体を返す事が多く、クロスボーン・ガンダムX1のように「予備パーツからもう1機作った」とかの力技も無い上にカミーユしか使えないウェイブ・ライダー突撃もある為、ルーの機体として定着する事は少ない。 その為、ルーはスパロボではリファイン・ガンダム・ゼータことリ・ガズィがデフォルト機体として設定される事が多い。 カミーユはTV版でも劇場版のようなきれいなカミーユといわれる性格をしていることが多い。 クワトロがシャアとして逆襲した時にはだいたいぶち切れるが、作品によっては自分が精神崩壊したことに対する絶望を感じ取ってしまい苦悩したりする。 また、『Z』シリーズではシン・アスカと親友関係になるなど見せ場も多い。 初期の方ではシロッコを倒した時に条件次第で精神崩壊することもあったりした。 他にも一年戦争時代のアムロと共演したり、先輩ではなく同期としてジュドーたちと絡むことも。 【余談】 あまりに複雑な変形機構から、ガンプラなどでZが立体化される際は変形できる場合はWR形態用のパーツに他のパーツをつける「差し替え変形」が行われている。 そのためライトニングZのように可変機構をなくしMS形態のみの可動フィギュアも出たこともある。 1/100サイズのMGや1/60のPGなどでは完全変形が出来るのだが、値段が張る上、破損しやすい。 「RG」では1/144サイズにもかかわらず、一切の差し替えなしで変形ができるようになった。恐るべきバンダイ驚異のメカニズムである。 ただし、あまりに複雑すぎる機構のため、完成させて変形させる時はおろか組み立て中にフレームを破損したとの報告が後を立たず、組むのも難しく動かしてブンドドさせて遊びたい人にはとても向かないキットとなった。 ただし、HGフリーダムでハイマットフルバーストが再現できるようになったり、原作と全く同じポーズ(これまでのプラモだと腕を完全に上げることができず、肩を下にする必要があった)でラストシューティングを出来るようにしたバンダイなら、いつか完全変形と丈夫さ、可動を併せ持つZを販売してくれるかもしれない。
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ガンダムダブルオーダイバーエースGUNDAM 00 DIVER ACE 登場作品 ガンダムビルドダイバーズ 型式番号 GN-0000DVR/A 全高 18.3m(※) 重量 68.3t(※) 所属 ビルドダイバーズ 武装 GNビームサーベルスーパーGNソードIIGNダイバーソードダイバーエースユニット 操縦者 リク (※)データ上の設定によるもの。VS.シリーズの公式サイトではUNKNOWN扱いとなっている。 【設定】 リクことミカミ・リクが使用する、ダブルオーガンダムをベースにした改造ガンプラ。 ダブルオーの素体の良さを活かしつつ、以前より製作し飾ってあったGバウンサーをはじめとしたキットのパーツなどを持ち寄ってリクの思うままにカスタマイズした機体である。 一晩で仕上げたためにミキシングのみで高度な改造技術は使われていないが、両肩のコーンスラスター基部にバーニアとウイングが追加された事でダブルオーライザーの特性に近い予想外の機動力を生み出し、攻守共にバランスの取れた性能を獲得した。 カラーリングはサッカー少年でもあるリクがスポーツ選手のユニフォームをイメージして青と白を主体にしている。 頭部アンテナもカッコイイからという理由で八本にまで増えており、頭部アンテナの追加はセンサーの強化にも繋がっている。 更に基本武装にも、見た目は変わらないがリクが使いやすいように調整が施されている。 自在にカスタマイズ出来る拡張性を秘めていて、カスタムパーツの追加や交換によるパワーアップが可能であり、リクは自分の戦闘スタイルを確立する為にGバウンサーのドッズライフルやソードインパルスガンダムのエクスカリバーなどを一時的に使用している。 ある程度ガンプラの製作経験はあるとはいえ初めての本格的な改造でこの完成度の高さはリクのダイバーとしての高い才能とセンスを感じさせるものとなっているが、上位ランカー相手ではまだまだ力不足は否めない。 だが、マギーやタイガーウルフからガンプラ道はひとつではない、作り拘り続ける事も伝授された為にフォースを立ち上げる為にランク上げで経験を積み重ね、ポイントの報奨で作られたデータなどからユニットパーツを追加されダブルオーダイバーエースとしてフォース戦デビューを飾る。 基本体も、リクの技術があり高スペックを誇っていたが、トランザムの封印によりGBN上位ランカーとの戦いでは苦戦する状況も多々あった。 その中で、武装や機動性に関するアイディアとイベントやフォースポイントの報奨で得られたデータからユニットパーツを追加する。大きな特徴は背部バックパックで、コーイチの『ストライカーパックをベースに』と言うアドバイスを受けて数日かけて完成させた。 【武装】 GNビームサーベル 腰背部に装備されたビームサーベル。 こちらもダブルオーガンダムの物と機能・デザインは変わらず、出力調整でビームダガーとしても使用可能。 また、二本の柄を重ねることで高出力のロングサーベルを形成するというV2ガンダムのような機能も持つ。 リクは刹那のように投擲武器としても使用している。 スーパーGNソードⅡ ダブルオーダイバーエースの装備としてGNソードIIの刀身を変更してパワーアップさせた剣。 ダブルオーガンダム セブンソード/GのGNソードIIショートのように、刃先部分を射出してワイヤーアンカーとして使用できる。 使用しない場合、刀身部はGNドライヴ下部に装着される。 GNダイバーソード ダブルオーダイバーエースに備えられた両肩部に追加される大型実体剣。 刀身と鍔の間の接続部に大型のGNコンデンサーを搭載している。 ダイバーエースユニット 追加装備となるバックパック、膝アーマー、薄型ドライヴカバーの複合セット。 リクがこれ迄視聴し続けたガンダム作品から飛行能力が付与されたMSを参考にノートに認めて構想、コーイチのアドバイスも受け、フォース戦に必要なランク上げで手に入れた追加パーツの報奨データを組み込むことで完成した。 これを装着する事でガンダムダブルオーダイバーエースへとパワーアップする。 【機能】 トランザムシステム GNドライヴから生み出されるGN粒子を圧縮、開放する事で一時的に機体性能を三倍に引き上げるシステム。 ダブルオーダイバーのそれは機体の完成度もあってシステムが安定しない為、オーガとのバトルでやむを得ず使用した際には短時間で機体が行動不能になった。 その後、サラとの約束でリクが成長し、ダブルオーダイバーの完成度を上げるまで封印されたが、ブレイクデカールをばら撒くシバ操るビグ・ザムとの交戦でサラの伝えで解放を訴え発動。GNドライブから緑の翼が生まれ崩壊寸前のGBN世界を沈静化し、デカールの能力すら無力化させた。 【原作の活躍】 ミカミ・リクの愛機として登場。 初日には初心者狩りをしようとしたドージのゼダスを苦戦するも返り討ちにする。 連戦ミッションでは家にあったほかのガンプラの武器を試してみたりと方向性を模索していた。 コーイチの教えにより制作したエースユニットを装着し、ダブルオーダイバーエースとなる。 それからは強敵相手に激戦を繰り広げていくことに。 シバ・ツカサが拠点とするL4の資源衛星エリアでの有志連合との戦闘でGBN崩壊を防ぐ為にトランザムを解放させた粒子の翼によって沈静化させ、そのデータは再構築用のワクチンデータとして採用されたが、野望を挫かれたシバから絆ガンダムを返還する代わりにGPデュエル(*1)での決闘を申し込まれ、ガンダムアストレイノーネイムとの激闘で勝利するも修復不可能なダメージを負わされてしまう。 その後はガンダムダブルオースカイに改修され、ノーネイムとの決戦で着いた胸の傷はそのまま残っている。 【操縦者】 リク CV:小林 裕介 ビルドダイバーズのリーダー。 本名は「ミカミ・リク」という、臨海都市の中学校に通う14歳の少年。 リアルでの私服はパーカーが多く、青を基調とした服装と胸当て、腰に短剣を挿した自身と限りなく近いアバターを使用する。 運動神経が良く、何事もそつなくこなす器用さが持ち味の天才肌。 それ故に心から熱中できるものがなかったものの、GBNに親友のヒダカ・ユキオ(ユッキー)に連れられて観に行ったエクストラエキシビションオンラインマッチでのクジョウ・キョウヤのガンプラバトルを目の当たりにしたことで、自分を熱くさせてくれたキョウヤがいるGBNの世界へ飛び込むことを決意。 14歳になったことで両親の許しをもらい、ガンプラショップで謎の粒子に導かれて手にとったダブルオーガンダムをベースに自身の製作したキットを組み合わせてガンダムダブルオーダイバーを愛機にGBNをプレイし始め、ユッキーやモモ、コーイチ、サラとビルドダイバーズを結成した(*2)。 初心者ながらパイロットとしての力量は高く、とっさの機転にも優れる。 だが、上位ランカー相手ではまだまだ力不足であり、ベテランダイバーのマギーからフォース虎武龍のタイガーウルフを紹介され、ユッキーと共に現実世界と電脳世界との違いとGBNアバターの基礎を学んだ。 また、GBNプレイ以前からガンプラ製作をしていたらしく、自室にはガンダムエクシア(SDサイズ)やAEUヘリオン陸戦型モラリア軍仕様、ユニオンフラッグ、Gバウンサー、ソードインパルスガンダム、エールスカイグラスパー、ジム、ガンタンクが展示され、ダブルオーダイバーの製作時には一部がミキシング素材として使用されたほか、トランザムを封印した後の連戦ミッションで一部機体の武装を流用して使用していた(*3)。 お手軽に強くなれる違法ツール「ブレイクデカール」が蔓延る中、上位ハイランカーのガンプラ作りやバトル技術を素直且つ純粋に賞賛し学んでいく姿勢はキョウヤや、タイガーウルフ、シャフリヤールなど名だたるガンプラファイターやビルダー達を惹き付けている。 また、偶然とはいえ実力者であるチャンピオンやオーガの戦いを実際に体験して、更に先達の助言をしっかりと自分の中に落とし込み、自身のものへ昇華させるなど、成長に必要な能力をしっかりと持ち得ている。 仲間に対する想いはかなり強く、アヤメがスパイだと知りつつも彼女を仲間だからとサラと説得し続け、アヤメが背負いきれない罪を自分たちも背負って償うと言い、「仲間を助けるのに理由はいらない」という意思を持っている。 ロータスチャレンジにおいても、要塞の攻撃からユッキーのジムIIIビームマスターを救出しに行った。 サラ CV. 照井 春佳 リクとユッキーが初めてGBNをプレイした時に出会った謎の少女。 ビルダーにしか知り得ようが無いガンプラへの想いを読み取る不思議な感性を持つ。 ガンプラは所持しておらず、有事の際にはガンダムダブルオーダイバーやモモカプルに同乗している。 【VS.シリーズの活躍】 EXVS.2 14番目の追加機体として7月2日に参戦、コストは刹那のダブルオーガンダムと異なり2500。 純正太陽炉搭載機(ガンプラだが)としては珍しくトランザムがスサノオ同様の一回きりの時限強化となっている。 また、トランザムとは別にリロード式時限強化のダイバーエースユニット展開を持つ。 ライフルを移動しながら連射する横サブ、振り向きアメキャン対応のアシスト、二種類の格闘への派生が可能なサーベル投げなど豊富な射撃択を持つ。とはいえ弾数やBRの依存度から上位層みたいに思考停止でたれ流せるほどではない。 アシストではユッキーのジムIIIビームマスターを呼び出し、3種類の攻撃を使い分ける。 覚醒技は有志連合戦で見せたトランザムで光の羽根を出し突撃。 トライバーニングの火の鳥を高速かつ移動距離を伸ばしたような技だが、前方の判定が狭い・射撃バリアの判定が出始めしかない・トライバーニングに異なり前特格やメインといったお手軽に繋げる技がないのが特徴。 アップデートにて各種性能が強化され、立ち回りがしやすくなった。 なお、ビルドダイバーズ参戦に伴い、コピーライト表記にテレビ東京の名前が追加された(*4)。 非常に残念だがほぼ毎回同乗していたサラは今回は不参戦となっている。 プレイヤーナビとしての参戦や後継機のダブルオースカイに期待したいところだが…。 EXVS2XB アメキャンの振り向きが没収されたが、特格派生からの後格アンカーが二重スタンしなくなり、長時間の拘束が可能となった。 同フォースのRX-零丸が追加参戦したが、こちらからの掛け合いは実装されなかった。 EXVS2OB トランザム中のメインが移動撃ち可能なゲロビとなり射撃戦での圧が向上。更に覚醒技使用で強制的にトランザムに移行できるようになった。 オバブでは時限強化目的で覚醒技を空振りする機体が増加しているが、本機だけは覚醒技の都合上実質的な硬直は長いのがネック。 「ビルドダイバーズ」のナビ枠としてプレイアブル版とまとめて収録できるためかアヤメが参戦したが、サラはまだ未参戦。CPU機体とはいえ後の妹が登場したので一緒に来てほしいものだが。 【勝利・敗北ポーズ】 勝利ポーズ 通常 ダイバーエースユニット展開時 トランザム時 敗北ポーズ 【余談】 放送初期にHGでダブルオーダイバーとして発売。 ダイバーエース登場時にはエースユニットとのセットになった「ダブルオーダイバーエース」、エースユニット単品発売され、バリエーションを出しまくった00の時と違い既に購入したユーザーにも優しい仕様になっている。 基礎設計はHGダブルオーの流用なものの可動に関しては今のガンプラに引けを取らないのでいい出来を誇る。 トランザム使用時のモニターはソレスタルビーイング系ではなくラファエルガンダムなどのイノベイド製のMS、所謂ガ系のものになっている。GBNの仕様なのだろうか。 『ガンダムビルドメタバース』におけるリクの機体「ダブルオーダイバーアーク」は「ダブルオーダイバーを今の自分で組むなら」というコンセプトで作られたため、ある意味「ダブルオーダイバーMk-2」みたいな立ち位置といえる。
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ガンダムビルドダイバーズGUNDAM BUILD DIVERS 媒体 TVアニメ 話数 全25話 メディア展開 VSシリーズ初参戦作 機動戦士ガンダム EXTREME VS.2 VSシリーズ登場勢力 ビルドダイバーズ VSシリーズ登場人物 リクアヤメ VSシリーズ登場機体 ガンダムダブルオーダイバーエースRX-零丸ジムIIIビームマスターガンダムダブルオースカイジェガンブラストマスターモモカプル VSシリーズ使用BGM フォース・ビルドダイバーズ! VSシリーズ関連ステージ なし 【あらすじ】 電脳仮想空間(ディメンション)内で、ガンプラを使用したさまざまなミッションを楽しめる最新ネットワークゲーム「ガンプラバトル・ネクサスオンライン(GBN)」。 中学生のミカミ・リクと親友のヒダカ・ユキオは、同級生のヤシロ・モモカを巻き込んで、その広大な世界へと飛び込んだ。 GBN内の住人「ダイバー」となった彼らは、ガンプラに対する不思議な感性を持つ少女サラと出会い、彼女と共に行動することになるが……。 リクにとって憧れのチャンピオン「クジョウ・キョウヤ」を始めとした有名ダイバーの存在。 複数のダイバーで構成された部隊システム「フォース」の結成。 非公式ツール、ブレイクデカールを扱う「マスダイバー」達による妨害。 多くの出会いと経験を経て、リク達はガンプラだけでなく、自らの冒険をもビルドしていく! (公式サイトより引用) 【作品解説】 2018年4月よりテレビ東京で放送を開始したガンプラバトル作品の最新作で、同年2月の発表と同時に、本編に先駆けてプロローグ(時間軸的には本編第3話のアバンにあたる)がweb配信されている。ビルドファイターズシリーズから世界観が一新されており、本作では仮想空間のオンラインゲーム「ガンプラバトル・ネクサスオンライン」(GBN)がメインの舞台となっている。 中学生のミカミ・リク(DN(ダイバーネーム) リク)は親友のヒダカ・ユキオ(DN ユッキー)と共にダイバーベース(っぽいところで)GBNのチャンピオンのクジョウ・キョウヤのバトルを見たことで、熱いものを感じ、共にGBNを始める。謎の少女サラ、同級生のモモ、謎多きダイバ忍アヤメ、前線を退いたBPDプレイヤー・コーイチといった仲間たちや頼れるお姉さん(?)のマギー、GBNでの生き方を教えてくれた師匠タイガーウルフ、天才シャフリアールといった先輩ダイバーたちとの出会いとバトルを経て、リクとガンプラ達は成長していくのであった…! 今作の主役機体はHG00ダブルオーガンダムをベースにカスタムしたダブルオーダイバー。前作のトライで「オリジナル機体が多すぎる」という声が多かったのかダブルオーダイバー以外にも今作の機体は全て既存のキットをベースに改造した機体となっている。 オリジナル機体は運営が使用する機体などごくわずかとなっている。 ガンプラでも元の機体をベースにした仕様となっており、ガルバルディリベイクなど本作登場のカスタム機の登場後原型機であるガルバルディβが発売されることもあった。 前作とは別世界のはずなのだが、GBNの稼働前に盛んだったGPDは前作ビルドファイターズシリーズのバトルの舞台となっていたシステムがあったり、セイ達が通っていた聖鳳学園のバトル部の部室っぽい建物があったりと謎は多い。 ビルドファイターズでは「ガンダムシリーズに出てきたキャラが幸せに暮らしている」という裏設定があるが、今作ではバグやラフレシア、オートマトンといった原作では人を殺すためだけの機械が遊具や環境整備と言った形で人を幸せにしている…という設定でGBN内に登場している。 なお、本作では「00」のメインキャラであったパトリック・コーラサワーが毎話どこか登場しており、喋ることも。勿論声も一緒。 「ビルドファイターズ」シリーズではヒロイン格の誰かがアッガイベースのべアッガイⅢ系を使っていたが、本作ではカプルがかわいく改造されヒロインの機体となった。 ビルドシリーズでの前作にあたる「トライ」では参戦できるようにしていたが出なかった「Gレコ」、本来まだ出せなかったが各所から許可を取って出たが実質でかいザコ扱いされた「AGE」が本格参戦し、どちらも強豪の操る機体として活躍することとなった。 「鉄血」は放送局が毎日放送(TBS系)のため権利的な問題で、まだ機体は出せないのだが、コーイチが使用するガルバルディリベイクはガンダム・グシオンリベイクフルシティ風の改造がしてあり、ファンの間で話題となった。 後にW、種、00、鉄血メインの「Gジェネレーションクロスレイズ」にてダブルオースカイとガルバルディリベイクが機体のみゲスト登場。最終ステージで敵として立ちはだかり、条件を満たすと自軍で使用可能になる(但し機体のみでパイロットは未参戦)。 【VSシリーズ登場勢力】 ビルドダイバーズ リアルでの仲良しグループであるリク、ユッキー、モモの3人に、GBNで出会ったサラ、コーイチ、アヤメを加えたフォース。 フォースのシンボルはニッパー。ダイバーエースのゲージデザインに描かれているそれである。 【VS.シリーズ使用BGM】 フォース・ビルドダイバーズ! リクとその機体を象徴するBGM。 同作で専用BGM持ちと言えるのはリクとチャンプくらいなので、印象に残りやすいだろう。
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【型式番号】 GN-002/DG014 【機体名】 ガンダムデュナメストルペード 【読み方】 がんあむでゅなめすとるぺーど 【所属陣営】 ソレスタルビーイング 【パイロット】 ロックオン・ストラトス 【動力】 GNドライヴ 【装備】 トルペード専用ライフル 【ベース機】 GN-002 ガンダムデュナメス 【詳細】 GN-002 ガンダムデュナメスから発展したバリエーション機。 専用の魚雷を発射するライフルを装備し、水中にいる敵機を地上から狙撃することを目的として開発された。 この装備を行う際、サダルスードTYPE-Fと連携を取って命中率を高めている。
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GF13-001NHII マスターガンダム 不敗の流派 / エクステンションブースター3 UNIT U-G14 茶 3-6-2 R プリベント(9) 【MF】 流派:東方不敗 (自動A):このカードが属するセットグループは、4以下の合計国力を持つ敵軍カードの効果の対象にならない。 (自動A):敵軍プレイヤーは、ジャンクヤードにあるカードと同一名称の、G以外のカードをプレイできない。 宇宙 地球 [5/7][0/0][5/7] 強力なロック能力とアンタッチャブル能力を併せ持つ茶の大型ユニット。 一度場に出てしまうと、相手は5国力以上の重いカードでしか対処できなくなる。各種アカツキ等と違い、セットグループごと守る効果であるためキャラクターを除去されたり、キャラクターのプレイにカットインで部品ドロボウをプレイされるなどと言った心配はない。 しかし多くのリセットカードは5国力以上であるため、それらに対しては無防備となる。このカード自体が6国力であることを考えると、何かしら早出しするギミックがないと少々危うい。現実的なところではキッド・サルサミルでクーロンガンダムを早出しして置き換えたり、Gの系譜で換装したりと言ったところか。前者なら3枚コンボになるが、最速で先行3ターン目に場に出すことができる。 ロック効果は敵軍プレイヤー限定の南極条約といったところ。リングハンデスとも相性が良く、ディアナ帰還を採用しているデッキなどは、このカードを出すだけで投了に追い込む事すら出来るかもしれない。 また、同じ茶のディアナ帰還を、このカードと同じデッキに採用している場合、ジ・オなどでこのユニットを奪われると、大変なことになる。 明鏡止水や師弟関係などのサポートカードを併せてデッキに投入するといいだろう。
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ロラン 「刹那の期待に応えなくちゃいけないんですから、兄さんも大変ですね」 アムロ 「はは……まあ、そのおかげで鍛えられたっていうのもいくらかはあるからな。 それに、さすがにこれ以上の無茶は……」 シン 「……」 ロラン 「ああシン、お帰り……どうしたの、複雑な顔して」 シン 「いや……さっき、刹那が友達らしき人たちと歩いてるの見たんだけどさ……」 アムロ 「……なんか、凄く嫌な予感が……」 シン 『お、刹那だ。おー……っと、友達と一緒か……』 ロックオン『しかし、刹那の兄貴ってのは凄いな。生身で資源衛星押し返すんだろ?』 ティエリア『自由自在にどこへでもワープできると聞いた』 アレルヤ 『ソーラ・レイの光も片手で弾き飛ばすっていうのは本当かい?』 刹那 『ああ、全部本当だ。その気になれば銀河の回転だって停止させられる。アムロ兄さんは真のガンダムだからな!』 シン 「って」 アムロ 「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁっ! ンなこと全能力開放した∀でも出来んわぁぁぁぁぁっ!」 ロラン 「に、兄さん落ち着いて、落ち着いてください!」 シン 「ガロード、すぐにテクス先生に連絡をーっ!」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ アムロ・レイ ガンダム一家 ソレスタルビーイング 刹那・F・セイエイ
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ガンダム・バエルGUNDAM BAEL 登場作品 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 型式番号 ASW-G-01 全高 18.0m 重量 30.0t 所属 ギャラルホルン 武装 電磁砲バエル・ソード 特殊装備 阿頼耶識システム 搭乗者 マクギリス・ファリド 【設定】 ソロモン72柱序列第一位の悪魔の名を冠するガンダム・フレームの初号機。 ギャラルホルンの創設者アグニカ・カイエルの厄祭戦時の乗機であり、機体には彼の魂が宿り、その魂に認められた者(=機体を起動する事が出来る者)は文字通りの「主(バアル)」として組織を統べる事が出来ると伝えられている。 ギャラルホルンでは単純な戦力以上に権力の象徴としての意味合いが強く、セブンスターズのラスタル・エリオンはこれを「錦の御旗」と表現していた。 マクギリス・ファリドは幼少期からこの機体の事を熟知しており、過去にラスタルから欲しいものはないかと聞かれた際に「バエル」と答えたことがある。 操縦には阿頼耶識システムによる交感を必要とし、加えて人体の機械化を禁忌とするギャラルホルンが長い歴史の中でその起動条件を忘却していった事もあり、これを操る事が出来る者は300年間存在しなかった(幹部クラスの話では過去に何度か起動が試みられたが失敗しているとの事。バエルの阿頼耶識システムのコネクタ形状やパイロット側の埋め込み位置が作中で一般的な阿頼耶識システムのそれとは異なるのが特徴ではあるが、これが起動失敗の原因かは不明)。 その為、長らくギャラルホルン地球本部「ヴィーンゴールヴ」の地下層「バエルの祭壇」にセブンスターズ各家のガンダム・フレームと共に安置されていた。 【武装】 電磁砲 スラスターウィングに1門ずつ内蔵されている小口径レールガン。 ウィング自体が持つ高い可動性により広い射角を誇る。 ダインスレイヴ用の弾頭は運用出来ない為、モビルスーツの装甲は貫通できない補助兵装。 バエル・ソード 腰部ブレードホルダーにマウントされる二振りの近接白兵武器。 グリムゲルデに採用されているヴァルキュリアブレードと同様の特殊超硬合金製の刀身を持つ。 そのため頑強なモビルスーツを(手足に限るが)フレームごと切断する程の切れ味を誇る。 特殊合金は硬度に優れるが素材の希少価値が高く加工も難しい為、メイスやランスのような大型武装には使い辛く、これを使用した武器は総じて刀剣など小柄な物に限られる。 バエルはこれ以外目立った携行武装を持たないが、これはアグニカが他の武装を必要としていなかった事に起因しており、彼の強さの象徴としての意味合いが強い。所謂アグニカ専用装備である。 ブレードホルダーはアームによってフレキシブルに可動し、スムーズな抜刀が可能。 デザイナーの鷲尾直広氏は当初「グリムゲルデの剣を仕立て直した」という設定でデザインを進めていたため、ヴァルキュリアブレードとほぼ同型の外見となっている。 【原作の活躍】 第38話で組織の全権を掌握する為にクーデターを起こしたマクギリスはアイン・ダルトンとグレイズ・アインによって得られたデータを使用して厄祭戦当時のオリジナルの阿頼耶識システムを復活させ自身に施術、300年の時を越えてバエルの起動を果たした。 クーデター時にラスタルに同調して、マクギリスを殲滅すべきだった状況で、わざわざ中立を宣言・沈黙せざるを得なかったセブンスターズのネモ・バクラザンとエレク・ファルクの様子を見るに、ギャラルホルンの象徴としての影響力は健在だったようである。もっとも、ネモとエレクは、消極的な性格だったことから、バエルルールは建て前であり、本音は揉め事に巻き込まれるのが嫌だっただけの様子。 マクギリスの技量もあって、ラスタル率いるアリアンロッド艦隊との戦闘を戦い抜くが、火星宙域でのガエリオ・ボードウィン駆るガンダム・キマリスヴィダールとの一騎打ちでバエルは破損し、マクギリスは戦死。戦後、バエルはギャラルホルンの手に戻り、二度と再起動できぬ様にコックピットブロックを取り除き、関節部にも封印用の動作ロックパーツを噛ませた状態で修復された上で再びバエルの祭壇に封印された。 ちなみに漫画版でもだいたい流れは一緒だがアニメ未使用のバルバトスの武器、ランスメイスを使用していた。 【搭乗者】 マクギリス・ファリド CV:櫻井 孝宏 セブンスターズの一家門ファリド家当主。 エドモントンの戦いで鉄華団の勝利とガエリオの死を見届けた後、養父にしてセブンスターズのファリド家当主イズナリオを失脚させファリド家とボードウィン家を手中に収めるとギャラルホルン改革の為に奔走。 そして、カルタ・イシューの後任として地球外縁軌道統制統合艦隊の司令に就任し、准将へと昇進。 同艦隊をより実戦向けな部隊として再編した他、艦隊の主力機であるグレイズリッターの改良を行うなど、その才覚を多方面に発揮した。 表向きは、「イズナリオの妾の子」とされているが、実は、イズナリオとの血縁関係はなく、幼い頃、金髪碧眼の男児を好むイズナリオに拾われた浮浪児であったことが判明。 艦隊司令官就任後もオルガ・イツカに火星支部の権限譲渡の話を持ちかけ、鉄華団との関係を維持しつつ、ラスタルら他のセブンスターズらと水面下の駆け引きを続けるが、ラスタル派に対しては自ら策を仕掛ける事はせず、「セブンスターズという特権階級の存在」とギャラルホルン本来の理念から逸脱した振る舞いをするその在り方に不満を抱く者達を取り込み一勢力を築き上げる事に専念。逆に自分を陥れようとしてくるラスタル派の策に対処しながらその違法なやり方の証拠を掴むという形で彼らの立場を脅かす鉄華団を取り込んでいこうとする。 そして、自らに阿頼耶識システムを施術した後、革命の理想に共鳴するライザ・エンザ一派を動かしてギャラルホルン本部「ヴィーンゴールヴ」を武力によって制圧。 施設地下に封印されていたガンダム・バエルを手中に収め、その威光を以って組織の全権掌握を図るが、時を同じくして仮面を外し自らと敵対する決意を固めたヴィダール(=ガエリオ)とラスタルが自身に敵対する事を表明。更に自身が過去にしてきた裏の所行を白日の元に晒される事となった。 これに対抗する為に残りのセブンスターズに圧力をかけ戦力供出を要求するが、各家が中立の立場を示した事で交渉は失敗。結果、二倍近い戦力差を埋められないまま鉄華団と共にアリアンロッド艦隊と剣を交える。ラスタル派の策略と物量の前に多くの部下と武装を失い敗走。火星支部の戦力を頼りに火星に撤退するも既にラスタルの手が回されており、組織内での全権限を剥奪され、一転して追われる立場となる。 クーデターを起こし、バエルを手中に収め、革命軍を率いて鉄華団と共にアリアンロッドと戦うも、敗戦。腹心である石動・カミーチェを失い、ギャラルホルン内での全権を剥奪されたマクギリス。火星の鉄華団本部に身を寄せることになったが、ラスタルによって犯罪者として国際指名手配され、おまけに鉄華団本部はアリアンロッドのMS部隊に囲まれてしまう。 利用していた鉄華団にも長く行動をともにする中で情はあったようで、オルガやクーデリア達が車でクリュセへ脱出できるよう包囲部隊にいたイオク・クジャンを挑発して戦闘を起こすことで一時期警備を手薄にさせた。オルガ達の脱出を見届けて彼らに別れを告げ、最後の戦いのため一人宇宙に飛び立つ。 もはや勝ち目を失ったマクギリスは、残った部下を全員逃がし、ガンダム・バエルに乗り込み1人で突撃。ラスタルを単騎で討ち取ることで、組織の力ではなく、研ぎ澄まされた純粋な1人の力で世界を変えられることを証明しようとした。 感情をむき出しにし、バエルを操り鬼神のごとく敵MS部隊や艦隊を次々と撃破していく。 そしてそれを防がんとするガエリオとの壮絶な一騎討ちの末に敗北。 重傷を負うが、それでも諦めきれずにバエルを降りてラスタルの座乗艦に潜入し、彼を銃殺しようとする。 だが、その行動を読んでいたガエリオに銃で撃たれ致命傷を負い、完全に野望を絶たれてしまった。 今際の際にガエリオに詰め寄られたマクギリスは、自身の心境をガエリオに打ち明けた。 ガエリオやカルタに本当の友情を持っていたが、それを否定しなければ今まで抱いてきた自分の思いを見失ってしまいそうで、あえて友達ではないふりをしたこと。 アルミリアのことも野望の道具としてではなく本心から愛しており、第一期の最終決戦でガエリオに言い放った「アルミリアの幸せは保証しよう」という言葉を現実にしたかったこと。 そんなマクギリスの想いを聞いたガエリオは無意識に涙し、最後にマクギリスが何か言おうとしているのを遮り 「言うな! 言わないでくれ…お前が言おうとしている言葉が俺の想像通りなら…言えば、俺は許してしまうかもしれない…だから言わないでくれ。カルタのために、アインのために…俺はお前を…!」 と、敵意と友情の間で葛藤していることを訴える。そしてそのままマクギリスはガエリオに看取られ静かに事切れた。 最期にはこれまでの主義主張をかなぐり捨てるように、世界に混乱を起こすための戦いに臨んだマクギリス。 結局のところ、口にし続けた新たな秩序も、ただ目的を叶えるための手段に過ぎず、それにより得られる自由が本当の望みであったからこそ、彼は混沌の中でも笑えたのかもしれない。 後に、マクギリスが起こした一連の騒動はマクギリス・ファリド事件と呼ばれるようになったが、 その事件により、クジャン家とファリド家は跡取りの喪失でお家断絶。イシュー家は当主代行は既に亡く、現当主も病死。ボードウィン家は次期当主の長期療養と現当主と当主代行の心労。バクラザン家とファルク家は当主たちが消極的。これらのことから、セブンスターズによる体制は限界に達した為、五体満足なエリオン家当主のラスタルの手でセブンスターズ制は廃止され、ギャラルホルンは民主制となり、出自に問わず、多くの優秀な人材を集められるようになり、火星の独立も認められた。 ある意味、マクギリスや鉄華団は敗者にして勝者だったのかもしれない。 視聴者がそれに理解はできても納得できるかはさておき… 【原作名台詞】 「300年だ。もう休暇は十分に楽しんだだろう、アグニカ・カイエル。さあ、目覚めの時だ。」「聞け、ギャラルホルンの諸君!今300年の眠りからマクギリス・ファリドの元にバエルは蘇った!ギャラルホルンを名乗る身ならば、このモビルスーツがどのような意味を持つかは理解できるだろう。ギャラルホルンにおいてバエルを操る者こそが、唯一絶対の力を持ち、その頂点に立つ。席次も思想も関係なく従わねばならないのだ。アグニカ・カイエルの魂に!」バエルの起動に成功したマクギリス。300年の時を経て、白き悪魔の王は蘇った。このままギャラルホルンはマクギリスの意のままになるかと思われた矢先、ガエリオの介入により思わぬ事態に。なお、伝説よりも歴史を重んじるラスタルからは「大人になれぬ子供」と断じられる。 「革命は終わっていない!諸君らの気高い理想は決して絶やしてはならない!アグニカ・カイエルの意思は常に我々と共にある。ギャラルホルンの真理はここだ。皆、バエルの元へ集え!」ダインスレイヴにより甚大な被害を受けた革命軍を取りまとめ奮起させる。その姿は革命軍兵士にとって、まさにアグニカ・カイエルの伝説そのものだった。 「ルプスレクス…狼の王か。そうだな、狼とは群れるもの。私にはできぬ生き方だ。ここまでのようだな、さらばだ鉄華団。」鉄華団との別れを告げて。 マクギリス「貴様にも、世話になったな。」トド「なぁに、勝手知ったる火星ですからねぇ。シャトルを手配してダンナを此処まで送るなんざお手のモンですよ。」トド「でも…良かったんスか?」マクギリス「フッ…王者とは孤独なものだ。そして孤独とは自由。見せてやるさ。自由を手に入れた私の持つ、全てをねじ伏せる力を。」トド「…ではダンナ、ご武運を。」アリアンロッド艦隊との決戦前、トド・ミルコネン(*1)との最後のやり取り。トドも気遣いを見せながらも孤独な戦いに身を投じるマクギリスを敢えて止めずに見送った。 奇妙な切っ掛けから出会った2人だが、片や右腕として影から支えてくれた功労者、片や自身を拾い居場所を与えてくれた恩人…と、この2人は意外にも友好な信頼関係を築いていた。 なお、その後のトドはなし崩し的にモンターク商会を引き継ぐ事になり、マクギリスの遺産を手にして悠々自適に過ごすという、ある意味では作中一番の勝利者となった。 「ラスタル・エリオン…ギャラルホルンの覇権争いは貴様に軍配が上がった。しかし、この状況下でこそ私が、俺が本当に望んでいた世界を手に入れられるかもしれない!見せてやろう、ラスタル。純粋な力のみが成立させる真実の世界を!」バエル以外の全てを失ったマクギリスは単身でラスタルを討つべく出撃した。 「ギャラルホルンを追われた俺がアリアンロッド艦隊の司令を一人で葬る!その行為が世界を変える!生まれや所属など関係なく己が力を研ぎ澄ますことでこの退屈な世界に嵐を起こす事ができるのだと!己が持つ牙の使い方を知らず、ただうずくまるだけの獣が一斉に野に放たれる。そうなれば…俺の勝ちだ!」「邪魔だ、ガエリオ。俺の行く手を阻むのならば今度こそ殺してやろう!」アリアンロッド艦隊の艦やモビルスーツを単機で蹴散らしていくマクギリス。その前にはガエリオが立ちはだかった。 「そうだガエリオ、もっとお前の力を見せろ!見ろ、純粋な力だけが輝きを放つ舞台に奴らは圧倒されている!お前が力を見せることで俺の正しさは更に証明される!」ガエリオの激闘の中で。しかし、ガエリオからは「これはお前の信じる力とは違うものだ!」と否定される。たった1人で戦うマクギリスの力と、歪んだ形ではあるがアインと共に戦うガエリオの力とでは確かに違うものだろう。 「…ガエリオォォッ!!」キマリスに敗北し、重傷を負ってもなおラスタルを直接始末しようと艦内を進むマクギリスだったが、目の前に現れたのはまたしてもガエリオだった。最後の最後まで障害として立ちはだかるかつての友に銃を向けるが仮面に阻まれ、とうとうマクギリスの野望は潰えるのだった。 かつてはガエリオがマクギリスの名を叫んでいたものだが、立場も勝敗も見事に逆転してしまっている。 「幸せに…本物と偽物があるのか…?」曲がりなりにもアルミリアを幸せにするという想いは本物だったが、ガエリオから「そんなものは偽りの幸せだ」と否定された際に。 元々は孤児という境遇に引き取られた先でイズナリオから性的虐待を受けてきたと、荒んだ過去を持つからか、マクギリスは本当の「幸せ」というものを理解していなかったらしい。この言葉にはガエリオも愕然とし、涙ながらに「そんな事も分からないのか…!?」と返すしかなかった。 「ガエリオ…お前は俺にとっ……」最期の言葉。ガエリオに遮られてしまうが、エドモントンでの言葉は届いていたのか彼の反応を見るに「唯一の友だった」と言いたかったのだろうか…? 【その他の名台詞】 「これこそが!自由を手に入れた私の、全てをねじ伏せる力だ………!」Gジェネクロスレイズの敵機撃破時の汎用台詞。トドとの最後のやり取りが元ネタだが、演出も相まってストライクフリーダムガンダムに乗せると「下手するとキラ以上に似合っているかも」と評判。 「使わせてもらうぞ………イオリア!」トランザム使用時。完全に00の世界に馴染んでいる。スパロボ以外で他作品の歴史上の人物に言及した珍しい台詞。なお、発生条件の都合上ガガで特攻する時にも言う。 「これこそが、キング・オブ・ハートの魂!」ゴッドフィンガー使用時。クロスレイズで彼が手にしたのはアグニカの魂だけではなかった。 「天使と悪魔が出会った以上、雌雄を決しねばならない…!」ゲーム『スーパーロボット大戦30』から、ハシュマルと対峙しての台詞。クリュセでは実現しなかった白き悪魔の王と無慈悲なる殺戮の天使が激突する。 「この世界の人間は、面白い発想をするものだ」ゲーム『スーパーロボット大戦30』から、ゲドラフを見ての感想。確かにタイヤ付きのモビルスーツなど珍しいだろう。 「怒りと共に生きてきた者…。その銃は頼もしいな」ゲーム『スーパーロボット大戦30』から、「レイ・ラングレン」(*2)を援護した時の台詞。マクギリスもまた怒りの中で生きてきた為か、何か近い物を感じたのかもしれない。 アグニカ・カイエル 厄祭戦当時、思想や出自に関係無く戦争終結の為に同志を集め、後にギャラルホルンの前身となる組織を作り上げた人物。 彼の下で作られた組織と、そこから派生した技術や思想は後世にも伝えられ、功罪様々な面で影響を与え続けている。 彼自身もガンダム・バエルを乗機としてモビルアーマーとの激戦をくぐり抜けており、阿頼耶識システムによって機体との完全なる一体化を果たし、人間離れした超反応・超機動を獲得。必要最低限の武装で多大な戦果を上げた。 死後、彼の魂はバエルに宿ると伝えられ、機体は組織の理念と権力の象徴として神聖視されている。 また、彼の戦闘スタイルや思想は、マクギリス・ファリドに強い影響を与えた。 【VS.シリーズの活躍】 EXVS.MB ON 2018年6月に解禁の新機体。鉄血枠で初の3000となる。 設定を反映して、エピオンよりかはマシだが殆どが格闘兵装。 飛び道具は射程がかなり短いが強よろけのレールガンのメイン、ヒット時に専用格闘に派生できる剣投げの射撃CSと格闘への布石程度のものしかない。 しかし、発動中は常時スーパーアーマーかつヒット時にはBD格闘以外の格闘にキャンセルできるサブ、ヒット時に相手をソードで刺したまま一定距離引きずり、そのまま切り抜けor上昇し切り抜けorサーベルを刺して爆発させる3種類の派生が出来るコンボパーツの特格、攻撃すり抜け判定を出しながら左右に高速移動した後に攻撃を行い相手を打ち上げる特射、接地判定付きでズサキャン可なピョン格の後格…とどれも高性能となっている。 バーストアタックは「アグニカの魂」で、バエルソードによる切り抜けから決めポーズをして爆発。要はスサノオの覚醒技だが、初段の切り抜けもなかなかの火力もある上、特格などで高高度まで行くこともできるのであちらよりも決めやすい。 足回りも他の3000純格闘機のゴッドとマスターは地走機、エピオンは試合の大半が特射の強化状態によるブーストの少なさなど慣れが必要なのに比べ、本機は癖がなく純粋に高機動で扱いやすい為、格闘機入門向けとして勧められる事も。 後格ズサキャンも用いて近づき、一度転ばせればサブや特格で攻撃しながら縦横無尽に動き回り戦場を自分のものにできる。 しかし、射程が短く相方を助ける能力は皆無なため、下手に相方と合わせるより二期のマクギリス同様自分勝手に暴れた方が活躍できたりするため、ファンからは「二期のマッキーらしい」「アグニカを理解している」など?好評。 だいたい最後の機体が出るころには修正などもなく、プレイヤーの数も減りがちなのだが、これまでにない使い勝手なためか多くのプレイヤーを魅了し、多くのプレイヤーをゲーセンに向かわせることになった。 うんうん。それもアグニカだね ちなみに家庭版で追加されたムービーではトリをマクギリスの台詞と共に飾り(流石に最後のロゴが出るときにはバルバトスルプス、グシオンの後ろにいるのだが)、「自重しろマクギリス」「アグニカポイントが高い」とファンを沸かせた。 EXVS.2 勿論継続参戦。 しかし、特射の高速移動のすり抜けが落ちてしまい、これによる思考停止のごり押しがやりにくくなった。 おまけに格闘機に逆風が吹きがちなのでさすがのバエルもきつい…なんてことはなかった。 もともと生格闘をぶつけに行くタイプではなく、メインなど相手を止めてから動きに行くタイプなため本作登場の機動力上昇、足の止まる射撃武器をステップキャンセル可能なM覚醒との相性は良好と環境の波にそれなりに乗れている。 しかし今作になって、この機体の天敵とも呼べる機体が登場した。それはフルアーマーZZガンダムである。 ZZはEXVS2移行時にメイン射撃の判定拡大・強力なスパアマ格闘の搭載といった強化を受けており使用率を伸ばしているのだが、バエルの攻め手に悪い意味で噛み合っており、実質耐久の差もあって本領の近距離で有利がとれない。もちろん中距離は向こうの庭。 よって低コストを狩るのが最適解なのだが、大抵ライトニングフルバーニアン等を隣に置かれているのでやり辛い。 意外な伏兵に全国のマクギリス達が悩まされる日々であるが、それでも大抵の上位機体には渡り合える(この手の機体のアンチになりがちなエピオンにも射程差やブースト差があるのでまあまあやれる)ので、人気の高さは継続している。 さらに宿命のライバルであるガエリオのキマリス・ヴィダールで参戦。 敵味方問わずに試合開始から覚醒まで各所で豊富な特殊台詞が用意されており、ファンならば熱くなること間違いないのだが、あまりに熱くなって敵相方が目に入らない…なんてことはないようにしたい。 EXVS.2 XB 前作でやや環境についていけなかったためか、大幅強化を受けている。 まず、生命線であるメイン射撃の射程延長。前作のZ並に優秀な突撃アシストである、石動駆るヘルムヴィーゲ・リンカーの追加。 特格は弾数化。弾数があるときに使用すると伸びの大幅向上、弾切れ時は性能低下するも、それでも前作より伸びる。 また、これに伴い特射にアシストを割り当てられ、旧特射はレバ特格に移動した。 マスターやゴッドといったライバルたちが順当に強化される中、 現状3000コスト格闘機の中でもエピオンと並んで非常に高い評価を受けており、リボーンズが下方修正されたらトップメタ待ったなしという位置についた。 しかしジャスティス、福岡νガンダムを始め迎撃力が非常に高い機体が常に台頭しているため環境トップとはいかないがプレイヤー次第では十分やりあえるくらいの立ち位置という実にいい感じの立ち位置にいる。 EXVS.2 OB 本作一律の変更により下格ズサが没収。 その代わりにN特と横特の弾数が分かれ、特格下派生に大車輪系の地面まで引きずる派生が追加。突き刺し爆破は射撃派生に。 これにより特前で相手と上昇し特後で一気に降りる自己完結そのものな高火力コンボを得た。 同時にライバルであるキマリスが両方強化され戦場で出会う機会が増えたが、相手の土俵に乗らずに上手くあしらってやりたいところ。 【勝利・敗北ポーズ】 勝利ポーズ 非覚醒時 右手のバエルソードを高く掲げる。原作45話、バエルの元へ集え!の再現 覚醒時 両腕、翼を広げて浮遊する。原作44話、初登場時の降臨ポーズの再現 敗北ポーズ 右腕と翼を失って漂う。原作49話、キマリスヴィダールと相打ちになったシーンの再現 【その他の活躍】 ガンダムビルドダイバーズ バトローグ 視聴者投票の結果を受け、新ビルドダイバーズとGBNの凄腕によるエキシビションマッチでマギーが使用するガンプラとして登場。 メイが使用するIIネオ・ジオング(*3)とバトルを行い、メイのビームハンドガンはソードの角度を変えるだけで受け流したが、ネオ・ジオングと合体後は両腕で叩き潰された。イオク様と違いトムとジェリーのトムのようにペラペラになった。 ちなみにマギーは鉄血のシノと同じ声。 なお、フレディ(*4)は異星であるエルドラの住民であるため日本語に慣れておらず(ガンダム辞典にはエルドラ語の付箋が貼ってあった)本機の名を呼ぶ時に「映える」のようなイントネーションになっていた。 ビルドメタバース バトルでは登場しなかったが、マギーさんのお店に展示してある機体として登場。 バトローグでの降臨ポーズを決めていた。 SDガンダムGジェネレーションクロスレイズ グレイズ(地上型)から順当に開発を進めていけば最終的に本機にたどり着くが、非効率的だが何の因果かキマリスヴィダールからも開発可能。実はフェニックスガンダム(能力解放)とブシドー専用機との設計で簡単に生産登録できる。 月鋼も含めて鉄血系ユニットでは唯一飛行可能でかなりの高性能機。やはりマクギリス(第2期)との相性は最高で、高い能力値と阿頼耶識スキルのお陰でクリティカルによる大ダメージを叩き込んでくれる。 更にマクギリス(第2期)はバエルを生産登録するだけで一緒にスカウト可能になる。流石に要求される資金はかなり高額だが、設計を利用し資金繰りさえ上手くいけば序盤からいきなりゲーム中最強クラスのユニットで大暴れするのも夢ではない。 マクギリスも特殊台詞も豊富で、先述のように00系の機体でトランザムを使うと「使わせてもらうぞ……イオリア!」と世界観の壁を超えた台詞まで言ってくれる。あまりにも活き活きしているように見えるため「Gジェネはマクギリスの目指した世界」と言わしめ、ここでもファンを沸かせた。 …しかし、そんなバエルにも弱点はある。スキルの都合上マクギリスしか真価を発揮出来ない、射程がやや短いので相手によっては反撃しにくい、消費ENが多めでテコ入れをしないとガス欠しやすい、そして鉄血系MSの宿命で実弾武器しかないためPS装甲には分が悪い事。 PS装甲持ちなんてネームドしか乗らないSEED系ガンダムだけだしC.E.のステージでも雑魚狩りに徹していればいいと思いきや、一機だけそうはいかない量産機がいる。それはまさかのウィンダム。本作では何故かVPS装甲搭載機となっており、ステージによっては大量に登場するので調子に乗っていると思わぬ苦戦を強いられる羽目に。ただし、こちらにもビームに強いナノラミネートアーマーはあるし、基礎性能差で覆す事は出来るが、マクギリスでなくとも最低限高い能力のパイロットを乗せたい。 そもそも出すなだと?アグニカ・カイエルの魂に逆らうか? 現在ではストライクフリーダム共々序盤から入手が容易な高級機という評価となりGジェネ初心者を支えている。 スーパーロボット大戦 上記にもあるようにGジェネ参戦時に他作品との親和性が高く、スパロボなどのクロスオーバー作品が発表されるごとに鉄血の参戦が望まれる理由の一つになっており、シリーズ30周年作『30』のDLCにて発表された映像には出なかったが鉄華団の3機のガンダムと共に参戦が決まった。そのため原作再現こそないが、DLCクエストをクリアすれば味方陣営で使用でき、味方加入後にはストーリーで会話に参加するシーンもある。 鉄血世界とは異世界だが参入した場合クワトロ(逆シャア後)のカリスマに感心したり「ルルーシュ・ランペルージ」(*5)からは警戒されたりもした。 原作再現は次回作以降にお預けとなった。もし再現される場合共演作品によってはギャラルホルン側の連邦などの秩序側の組織が腐敗していない(特に劇場版00と共演した場合)こともありうるのでその場合行動理由が変わるためもし共演したらどうなるのか、期待がかかる。 パイロット能力だが典型的なリアル系で、彼もまた味方側で敵専用スキル「極」を所持するキャラの一人。 防御もそれなりに強いが、基本的に極と合わせて避けて斬り刻む戦闘を得意としている。 連続攻撃のトドメ演出は「バエルは蘇った!」のシーンの再現。 ガンダムブレイカー 悪名高い「New」より参戦。続いてスマホアプリ「モバイル」にも登場。 最低レアリティは星4と同作品の星5のルプス、レクス、ヴィダール、キマリスヴィダールなどより一つ劣る。 そう見ると冷遇されているように見えるが、裏を返せば入手性に優れており、確実に星5の機体をそろえるならばかなりの豪運か星5のパーツ交換チケットを含む10000円程のセットの課金を必要とするのだが、バエルの場合星4なので比較的ガチャから入手しやすく(種類が多いのでこちらも運は必要となるが)、課金してでも手に入れる場合150円程で交換チケットを入手できるとお財布にやさしいのもありがたいところ。 これはバエルに限った話ではないが、グラフィック上の都合で機体、武装を一式そろえた場合両手と腰、計4本バエルソードを持つことになる。 また、ゲーム的な問題で多少不格好でも射撃武器とシールドは持たせた方が安定しやすい。